2007年 07月 28日
ピアノの森
ピアノの森をみました。
原作は、某おじさまから、漫画をいただいたので、知っていましたが、映画は・・・
う~~~ん。
原作をそのままやってるんだけど、なんだか盛り上がりのない内容でした。
漫画で読んでいる方が面白いかな?
漫画のなかでもありえね~~ってことは多々あったけど、映画にすると
益々ありえね~~!!ってことがクローズアップされているような気になりました。
まずよ。
ピアノを習ったことも無い子がよ。
ドビュッシー顔負けの現代音楽ピアノを弾けるわけなかろうって!!!
と、大声で突っ込みたい。
原作では、アジノが弾いた「茶色の小瓶」を覚えて弾いていたんじゃなかったっけ?
よく覚えてないけど。
まぁね、でも、そのドビュッシー顔負けのピアノの意味もわかるんです。
神聖な空気が流れ、月夜に照らされたピアノと森のシーンを浮かべてみる。
そのシーンで「茶色の小瓶」が流れていたら、空気台無しっていうのは、誰でもわかる。
映画で使われていたように、さらさら綺麗な和音や音色を並べてみたほうが雰囲気出るもんね。
でも、小学生のこどもが知らないであんな曲、絶対に弾けない。
ありえない。
それから、れいちゃんの出番少なかったなぁ~~。
なんか、汚れ?のシーンとかも全然なくって、本当にただ綺麗な映画だったような気がする。
つまんない。
そういうシーンがあるからこそ、ピアノを弾く「カイ」君が綺麗なのに。
原作同様、面白かったのは、たかこお嬢さん。
ウエンディー!!
っていいながら、カイに抱きついたり、トイレでピアノ弾いてるシーンは笑えた。
かわいかった。
そうそう。
この漫画や映画を見て思ったのは、きれいな心をもった子供達が多く描かれているなぁ~っていうことに気づきました。
ライバルだったら、のだめの「なすび」君(子供のころからライバルだった男の子)みたいなキャラがでてくるのに、シュウヘイ君も、素直ででも、人を思いやれるだけの広い心をもっている。
カイ君も天然でそういうことができる子。
だからか、この漫画を読むと、心がす~~っとするんですよね。
気持ちいいの。
映画うんぬんとしては、まぁ、アレなんですけど、なかなか珍しい漫画だと思いますよ。
ピアノの森は。
by himenobile
| 2007-07-28 23:21
| ♪映画