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鬼の穴・神庭の滝

ムフフ。
行くつもりはなかったんですけど、地図を眺めていたら、妖しげなスポットを発見。
これは、いかねばならぬ。
しかも、今日泊まる宿へ向かうまでにある。

ってなわけで、相棒に
「ここへ寄ってくり~!」
と頼んで、寄ってもらったのでした。
ついでに中国地方1の落差のある滝も拝んでいこう。

湯原温泉に行くまでにある、鬼の穴。
地図を見ると近くに、もう一つ鬼ノ穴がある。
む?
理解できんが、とりあえず岡山は鬼の多いところじゃ。

行ってみると、料金をとられることが発覚。
300円。
なんだ、お金とるくらいだから、結構有名なんだぁ。
とほっとする。
料金所を過ぎるとすぐ左手に鬼の穴へと通じる階段がのびている。
往復30分~40分かかるらしい。

ここにくるまでに、鍾乳洞を3つと羅生門をまわってきてクタクタだ。
その上、私は準夜明けなので、1時間しか寝ていない。
体にこたえる・・というわけで、先に滝を見に行く。
料金所から200メートルほど歩くと、すげぇ滝が現れる!!
鬼の穴・神庭の滝_b0039246_1473031.jpg


ごぉごぉ言っている。
落差110メートルとか数字なんてどうでもいいくらい、すごい。

しかし残念なのは、見るところが少し遠いと言うこと。
落石しているのか、先に進めなくなっていた。
しかし、滝は圧巻。
流石、中国地方一だ。

(となると、那智の滝はもっとすごいんだろうなぁ・・・。
と頭をよぎる。
次の旅行候補地は熊野だなぁ。ふふ。)


ここの滝、仙人でも住んでいそうなほど気持ちいい空気が流れていた。
鬼の穴・神庭の滝_b0039246_14822.jpg

癒されたので、次はお目当ての「鬼の穴」へ。

相棒は、かなりキツイと感じているみたいだが、強行。
ここまできて引き返すのももったいない。
最初は階段が、かわいく並んでいたのだが、予想通り途中からは山道になった。
しかも、がけっぷち?
危ないので、鎖が山の斜面に打ち付けられている。
さびているので、私はそれには頼らなかったが、足腰の悪い人はやめておいたほうがいいと思う。

またしても後悔しながらも、鬼・・鬼・・という執念で登っていく。
そうそう、言い忘れていたが、ここの公園、猿がいるんですねぇ。
今は山に帰っています!と受付で言われたのを思い出した。
ちょっとまて。
今ここのがけっぷちで、猿に出くわして襲われたらどうなるの?

相棒もそれを考えていたらしく、しかも、真っ先に狙われるのは私だと思っていたので、どうしようと考えていたらしい。
カバンもっていたので、食べ物の匂いをかぎつけて近寄ってきたら怖いじゃねぇか。
しかも、猿はかよわそうな女、子どもを狙うそうな。
よよよ。
私が狙われるのも無理ないではないか。(おい)

そんなことを考えつつ、登ると鬼の穴はありました。
パッカリと口をあけておりました。
入り口には
「中へ入ると20分だけ電気がつきます。20分以上滞在する人はもう一度入り口まで戻ってきて電気をつけてください」
と書かれている。

鬼の穴・神庭の滝_b0039246_1431877.jpg
よっしゃー。
電気がつくなら中へも入れそうだ。
と思って、中に入るが電気つかず・・・
相棒も入ってみるが、1メートル入るともう先は真っ暗。
鍾乳洞どころの怖さではない。
まず、ネーミングからして「鬼の穴」である。

われわれがビビッてしまうのも理解していただきたい。
何度かチャレンジしてみるが、一向につかない。
写真のフラッシュで感知してくれるかと、たいてみるも反応せず

あまりこんなところでウロウロしているのも怖いので、仕方なしに降りる。

ちーーー。
降りながら後悔の念にさいなまれる・・・。

ああ・・私にもう少しの勇気があれば・・・
もうあと2歩進めていたら、電気はついたかもしれない。
しかし、あの闇の恐ろしさといったら・・・
先がみえないので、そこに壁があるのかさえわからない。
暗闇を闇雲に進むのは危険だ。
壁だと思ってぶつかったのが、鬼の背中だったらどうするのだ。
はたまた、猿の集団にリンチにあうやもしれぬ。


そう思い、とりあえず受け付けにいって、電気について言ってみる。

「中まで入ったけどつかなかったんですけど・・・」
申し訳なさそうに、言ってみると返ってきた答えはあっさり

「ああ・・・たまにつかないことがあるんですよ。ごめんなさいねー」





工工エエェェ(゜Д゜)ェェエエ工工




そんなん、入る前に言っといてよねぇ・・もう・・・


最初に鬼ノ穴は2箇所あるとかいたが、どうやら、この鬼ノ穴、山を越えて何キロか離れた先まで続いているらしい?
いや、あくまでも伝説らしいのだけど。
でも、地図で見ても、そんなに遠くないので続いているのかもしれないなぁ。
誰か、勇気のある人、探検してきてください。

そして、鬼の穴の全貌を私に教えてください。
お願いします。
by himenobile | 2006-09-22 12:24 | ┗ 鍾乳洞

チャリンコを走らせながら日々の思いを書き綴る、小ナスの言いたい放題日記 


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