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井倉洞

鍾乳洞フェチである私が一番期待していた鍾乳洞。
なんせ、入場料が1000円ですからね。
こりゃこりゃ、期待大です。

しかししかししか~し!
朝が早かったこともあったのか、観光客がいない・・・
カーーン。

でた。
なるべく避けたいこの状態。
またもや暗く、寒く、狭い鍾乳洞に相棒とたったの二人っきり。
心細~~。
幸い、もう一組やってくるが、鍾乳洞へ向かう橋の上で二人でいちゃいちゃしている。
まったく、鍾乳洞なんてそっちのけ。
そーかそーか。
君達は永遠にそこでいちゃいちゃしていたまへ。
我らは、我らで鍾乳洞にお先に潜入させていただきます。
そういう念を送りながら、鍾乳洞入り口へ。


井倉洞_b0039246_2373688.jpg
思ったより不気味ではない。寒さもそれほどでもない。
これならいける!と思っていたが。。。

なんちゅう狭さじゃ~~~!!!
しかも、昇りばっかりやんけ~~!
井倉洞_b0039246_2381171.jpg

怖さもそっちのけ、ぜーはー言いながら階段を上る。
しかし、上から下をのぞくとあまりの高さから、こんどは足がすくむ。
ひー!
この自然のモンスターめ!
やられっぱなしではないか~(泣)
井倉洞_b0039246_23992.jpg


入場料のおかげか、ライトアップはキチンとされていて、迷うこともなくすすめるのだが、やはりこの狭さ、水の滴り具合は怖さをそそる。
鍾乳洞の外からみたら、中はみえないわけです。
しかし、実はこんな狭い鍾乳石の間に人間が入り込んでいて、奥地にたったの二人っきり、逃げ道もナシ・・という状況を考えると怖さがつのる。
井倉洞_b0039246_0253848.jpg



冒頭で、鍾乳洞フェチなんていっていたけど、本当のことを言うと、鍾乳洞、超こわい。
超苦手。
鍾乳洞の中に入ると、やけにハイテンションになるのは怖さゆえ。
それは相棒も知らない。
純粋に楽しんでいると勘違いしている。
それなのになぜいくのか。

それは自分の体全部を使って感じることのできる場所だから。
非日常を体験したくて、行きたくなるのだ。
暗いところ、狭いところ、寒いところすべてが苦手と3拍子そろっている。
どうだ、なかなかのものであろう。
その3拍子そろった場所というのが、鍾乳洞なのだ。
人工で作られたお化け屋敷ではだめだ。
ホラー映画もだめだ。
ある程度の人工物(ライトとか)はあってもいいが、できる限り自然の中でそれらを感じたい。
・・・鍾乳洞以外、他に候補があるだろうか?
いまのところ、鍾乳洞以外はない。


井倉洞_b0039246_2315853.jpgそんなわけで、今回も鍾乳洞をめぐる旅を強行している。
ちなみに相棒も鍾乳洞は苦手らしい。
毎回、よく付き合ってくれていると、ここで礼を言っておこう。



話はもどって、井倉洞、本当に狭い。
道を塞ぐかのように、にょきー!とした鍾乳石がぶらさがっていた。
勾配もなかなかのものだ。
長さもかなりあった。
こんなにキツイ鍾乳洞ははじめてであった。
井倉洞_b0039246_2394036.jpg


しかも、帰り道は折り返しではなく、人工で掘られた洞窟をただひたすら降りる。
実につまらない。
最後までドキドキ感をもち出口で光を浴びたかった。
まぁ、山だから仕方ないのだけど。

そんなわけで、もう二度とは行かないであろう井倉洞。
でも、一生に一度は訪れるべきである。
さぁ、あなたも井倉を感じてきてください。

※朝早すぎると、お店があいていませんので、河原で魚が食べたい人は昼過ぎに行きましょう。
井倉洞_b0039246_2310221.jpg

滝はなかなかすばらしかったです♪
by himenobile | 2006-09-20 23:08 | ┗ 鍾乳洞

チャリンコを走らせながら日々の思いを書き綴る、小ナスの言いたい放題日記 


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