山岸涼子・ヴィリ

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山岸涼子の「ヴィリ」を読んだ。
テレプシコーラの第一部の続きではなく、一話もののお話。

愛と憎悪と神話と幽霊と、バレエ。
このキーワードがそろってるのは、山岸涼子だけかも。
そして、この要素を消化しきれるのも山岸涼子だけかも。


今回は、ハッピーエンドとまではいなないけど、切ないエンディングではなかったところにほっとしました。
山岸作品って、シュールな終わり方、その後を考えさせられるようなテーマを残して終わることが多いんだけど、今回のは思っていた以上に優しかった。
まぁ、テレプシコーラの第一部があんな形で終わってしまったのだから、山岸さんもやりきれなかったのかもしれない。(と勝手に推測してみる)


ヴィリってはじめて聞いたんですけど、解説によると
「ヴィリとは結婚直前に亡くなった女性が精霊になったもの。
クラシックバレエの代表作「ジゼル」に登場し、一般にはウィリーと呼ばれる。

と書かれている。

実はバレエってあんまり知らなくて、ジゼルも名前しか知らなかったんだけど、なんか悲しそうなストーリーみたい。
でも、こういうストーリーだからこそ、インスピレーションが刺激されるのかもしれない。

最近はバレエ作品ばかりだけど、そろそろバレエ以外のハナシも読みたくなってきたなぁ。
日本の民俗学てきなものを題材にした漫画描いてくれないかなぁ~。
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by himenobile | 2007-11-04 23:52 | ♪本&漫画