私の頭の中の消しゴム

b0039246_204562.jpg今日は映画を二本みてきました。
私の友達二人が映画を見て号泣、原作本を読んで一人が泣く・・・という、私のまわりは「消しゴムにて涙の嵐」という状況におかされた人がいっぱいの、伝説の映画。←勝手に名づけた

絶対に泣かないだろうな~とは思っていたんですが、案の定泣きませんでした。
涙もでない鋼鉄の女himeです。
なんつって。

いやー、だってーやっぱり矛盾だらけだと、冷めちゃうんですよ。
物語は、若年性アルツハイマーになっちゃう女性主人公の愛の物語なんですが、尿失禁までしちゃてる状況で、なんで徘徊とかないの?
お家に一人にして、ご主人さん仕事行ってたりするし。
絶対にやばいよ。あの状況でほっておいたら。
時計を読むことすらわからなくなってきている状況に、対応すべく時計の読み方なんかが紙に説明として書かれているんだけど、時計も読めないのに文字を読んで理解する力はあるのか?とか、尿失禁してる状況で、なんであんなに爪のお手入れが行き届いているのか?とか、アルツハイマーって、気を失って倒れたりする症状が頻繁にあるのか?とか疾患に関しての疑問が多々ありました。
施設に入っているときも、看護なくては、服すら着られないとか言われていたのに、ご主人さんが誰か分からない以外は普通だし。表情とか、行動とか。
アルツハイマーって、脳血管痴呆とは違って、人格崩壊も進むし、あんなに綺麗なものじゃないような気がする。映画だから綺麗に描かれているのかもしれないけど、その辺のリアリティーが欠けすぎているような・・・。
その後、コンビニで再開した懐かしいメンバーに家族もいたけど、久しぶりみたいな顔してたけど、家族も施設に面会とか行ってなかったのか?
うーーん。謎だ。一番身近にいる人たちが、頻繁に面会通じて接触することで、痴呆の進行少しでも押さえられるように思うんだけど。
主人公一人で、施設に入所したところで、お金は誰が払ってるんだ?とか、普通に考えてしまう私はダメ人間なんでしょうか。

あと、驚いたのは、結婚式の日の髪型。
プラスチックのバレッタ?のようなもので、ささっと髪だけを結ってあげるという・・・。
今からお風呂ですか?なヘアースタイル。
一緒に見に行った人も、今からリハーサルか何かかと思ってたら、あの髪型のまま結婚式やったし驚いた・・と言ってたので、やっぱりおかしいんだろう~。

あとは、医者役。
あんなにシリアスな場面があり、大事な診察シーンをこなすのに、なぜあんなにおちゃらけた、医者でなきゃだめだったのか。
化学実験室で、毎日フラスコを爆発させていそうな、博士!みたいなおちゃらけキャラクター。
髪型も凄いし、メガネも折れたところをテープではりつけてあったりして、「実験室博士キャラ」濃厚だった。似合わないよあの場面に。
あれで、看護師さんが「この先生はこの道での第一人者です!」とか言わなきゃどっからみても、ただのヤブ医者にしかみえないし。
でも、やってる検査はちゃんとしたものなんだよねー。MRIにペットCT。新しいじゃん。
古臭い診察室の割には、いい機械そろってるね。

最後の感動のコンビニでのおそらく泣くシーンでは、レジにあの医者がいたりして、これはお笑いか?と友達とささやいてしまった。「ここで泣かせるんじゃないの?」「これじゃコメディーじゃん!」だって、じいちゃんまで、コンビニの制服着てたし・・・。
笑うしかないあの映画。
やっぱり数人は泣いておられる方いましたけど、私はダメでした。
最後の終わり方もよくわかりません。
彼女は一時的によくなったのか、大切なものだけ思い出すことができたのか、その記憶が今だけのものなのか、大切なものだけはもう忘れることがないのか、よくわからない終わり方でした。

原作のほうはもうちょっと分かりやすくなっているんでしょうか。
考えれば考えるほど謎は深まるばかりです。
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by himenobile | 2006-05-21 01:35 | ♪映画