精神科デイケア実習で考えた事

昨日今日と、デイケアでの実習でした。
今日は、朝から、農園作業(雑草抜き&畑耕し、野菜収穫)して、ヨガ教室、将棋にマージャンと、楽しい一日を過ごしました^^

このデイケア実習で考えた事。
ずっと閉鎖病棟で実習してきたから、結構ヒドイ状態の患者さんばかりみてるわけで、将来ホントに治るのかな・・・と思ってたところがありました。
実際、11年もいるって方もいますし。
でも、デイケアに通っておられる方の中に、入院歴ウン十年って方もおられるんですよ。症状さえ寛解に持ち込めば、社会生活可能なんですよね。
そうかぁ~って思いました。

疾患により社会適応能力は低下してるけど、中身は普通の人となんらかわらない”人間”であることも実感しました。
普通の健常者でも、欠点はあります。
患者さんは精神障害により欠点だけがクローズアップされてしまっていて、その方本来の、良い健康的な部分が隠れてしまっているだけなんです。その、健康的な部分をみつけて、伸ばしていくのがデイケアの目的なんですね。
また、同じ疾患をもつ患者さん同士の憩いの場ともなっているみたいです。
健常者であれば、友達や家族に悩み相談できるけど、疾患からくる幻覚について、わからない人が聞いても変人あつかいされるだけですもんね。
だからこそ、こういった場が必要なんだと思いました。

私もストレスや、環境の変化によって身も心も押しつぶされてしまいそうになることがあります。たぶん、みんなあることだと思いますが。
でも、自分の傾向をわかっているので、あらかじめ対処法を考えてコーピングして、生きてるんですよね。
でも、精神疾患患者さんの多くがそうであるように、優しすぎて、心が純粋すぎるばかりに、対処する事ができなかったり、不器用であってなかなかコントロールできなく、疾患が悪化してしまう事が多いみたいです。
一般人であっても、社会で生きていくには結構な精神力いりますもんね^^;
ずるがしこさや要領のよさがないと、苦しい・・。
だから、こういう方が社会から差別されたり、偏見受けるのはちょっとおかしいな~と思いました。どっちが危険かって言うと、むしろ私達??って思ったり・・。あっ、混乱してきた。

こういったデイケアのような施設は、昔に比べると大分増えてきてはいるようですが、まだまだというのが現状です。その背景には社会の差別、偏見も加味しているようで、悲しい事です。もっと気軽に利用できる環境が整えば社会復帰できる人ももっと増えるんじゃないかなぁと思います。
そうなるには、疾患の理解、患者さんと触れ合う事で障害はあるけど同じ人間である事を理解してもらうことが必要なんですよね。こういう方たちを社会も認めて、受け入れられればみんなが住みよい、暮らしよい生活ができるのに・・と思います。患者さんだけじゃなく、その家族の方もそう望んでいる方は多いと思います。
足が不自由で、車椅子乗ってる人には手が差し伸べられても、精神障害の方には手が差し伸べられないというのは、ちょっとおかしいことですよね。
そんな事を考えた今日の実習でした!
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by himenobile | 2005-06-10 23:51 | ♪看護&医療